御簾(みす)座敷簾の修理

お客様から御簾(みす)座敷すだれの修理の問い合わせがございます。先ずお聞きするのが竹を編んである糸が切れているかどうか。竹を編んである糸が切れている場合周りの縁地を外した時にばらばらに竹がほつれる場合があるためです。いま竹の編み直しは難しいです、現在機械で編むため、元の巾にはならず竹も弱っているため折れる可能性が出ます。料金も新品以上になってしまいます。お客様にとっては貴重なものなので、残したいお気持ちは十分理解致します、編糸の具合で縁の交換付け直しはおうけさせていただいております。当店でお受けした御簾(みす)で50年前の御簾をつけ直しさせていただきました。写真ぐらいの糸の切れの場合は糸に接着剤で固め、糸切れが広がらなくして縁の付け替え、新規の房などを付けています。

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