稲荷町界隈の思うこと

稲荷町に生まれはや60ん年となりました、当初は浅草通りに都電の路面電車が走り、近所では長屋形式の家も数ありました。今は高層マンションが出来て,町の景観がだいぶ変わってきました、近所の方々との付き合いも希薄になってきたみたいです。魚屋、八百屋、豆腐屋さんなど町にあちらこちらにありましたが、今はコンビニ、スーパーに変わってきました。これはこの地域に限ったことではないかもしれませんが。すこしでも日本の文化や歴史を次世代に繋ぐことも大切かなと思う最近です。

 落語家さんと縁のある家屋です

 四軒長屋

浅草通り2

 

 

 

稲荷町駅からぶらぶら浅草方面に歩きます。ここいらは,仏具屋さんが多くあります。田原町までの通りに30軒を超える店があります。上野から浅草に向かって右側集中しています。北向きの店舗が多いす。これは日差しにより仏壇が日焼けしないようにと言われています。仏壇も以前のような豪華なものもありますが、現代生活空間に溶け込んだ家具調仏具も数多く見受けられます。また、ペット用の仏壇等を置かれるお店もあります。

仏具屋街

合羽橋道具屋街

私も柴犬と暮らして15年そろそろ眼も不自由になり、認知介護をする時期がきましたが家族の一員として最後まで暮らしたいですね。通りを合羽橋道具屋街を超すと左手に東本願寺が見えてきます。通りから裏に入ると多くの寺院があります。寺町として発展した一端が見えます。そうするともう田原町につきます。浅草通りは墨田区の方まで走っていますが、ひとまず国際通りまで歩きました、時間では10-15分位ですが、上野から浅草まで脇道を歩いたりとても下町の雰囲気あじわえますよ。

東本願寺   

青春時代の愛犬 おまけ

浅草通り

浅草通りは、上野から浅草を通る都道です。東京メトロ銀座線が地下を走っています、当店のある稲荷町駅まで通り沿いにぶらっと散歩します。上野駅中央から浅草通りを歩くとすぐ左手に台東区役所が見えます。ここの場所は元々恐れ入谷の鬼子母神、びっくり下谷の広徳寺と江戸庶民に広まった地口と呼ばれる言葉遊びにもでてくる、大きなお寺がありました。寛永年に下谷に移り加賀前田家をはじめ大寺院でしたが関東大震災後に練馬区桜台に移築されました。

台東区役所

通りを浅草方面に進むと、右手に赤い鳥居がみえます。ここは下谷神社です。730年の上野忍が岡に創建され1680年に広徳寺前通り(今の浅草通り)に移りました。下谷稲荷社などと呼ばれこの時の名が現在の稲荷町に由来しています。拝殿天井画は横山大観が描いています。また寄席の発祥の地でもあるようです。ご祭神は大年神、日本武尊命 摂社下谷稲荷社は宇迦之御魂神

下谷神社
寄席発祥の地記念碑

 

さて間もなく稲荷町の交差点です。この近辺には、多くの銭湯がありましたが、減り今では2件ほどになりました。しかし若い経営者の方々が思考をして近所の方ばかりでなく遠くからも見えているようです。

寿湯
日の出湯

   

浅草通りは以前は仏具屋街と言われました。今日の散歩は一応、ではまた

 

 

 

新しく始めますひとりごと

御簾(みす)、簾 寺社散歩のことを発信していきますので宜しくお願い致します。日本の文化である御簾みす、すだれを少しでも多くの方に知って貰いたいとの思いで、たわいない独り言を書いていきます。よろしくお願いいたします。