御簾(みす)とすだれについて

当店(有)瀧井商店では、御簾(みす)すだれの製造を行っています。
御簾とすだれはどこが違うのとお思いじゃないですか。
御簾は御殿の簾を総称して呼ばれました。神社仏閣の間仕切りとして用いられています。大和錦、金襴などの縁地をつけ房を下げ(房に付いては後日詳しく掲載します)、高貴なところとの境界という意味があったようです。今御簾が黄色に染められているのは、魔よけの意味があったといわれています。材質は竹ひごです。竹の節目をそろえるのも特徴です。
一方すだれは人の目を避ける用途と採光の両用を得たものです。日よけとして窓の外、内に掛けられます。現在建築様式が変化してインテリアとして用いられることがあります。材質は、竹、葦(当店は国内産よし)、蒲の穂、等々です。
座敷簾は夏に障子を外して代わりに緞子などの縁、菊結びの房を下げるすだれもあります。室内のインテリアとしても現在は下げられます。

#御簾(みす)

#すだれ

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